補助金の公募要領は、長いものだと60ページを超えます。今回は、開業1年目の店主・佐藤さんとの対話形式で、公募要領を「どこから読むか」「どこで読むのをやめていいか」という、実務的な読み方の順番をお話しします。
公募要領はなぜ「心が折れる」のか
公募要領はどの順番で読めばいい?
| 順番 | 見る項目 | 確認すること |
|---|---|---|
| ① | 対象者要件 | そもそも自社が申請できる立場か |
| ② | 対象経費 | 買いたいもの・やりたいことが対象に入るか |
| ③ | 事業スケジュール(公募期間・交付決定時期) | 自社の計画に間に合うか |
| ④ | 補助率・上限額 | 自己資金がどれだけ必要になるか |
| ⑤ | 審査項目・加点項目 | 通る余地がどれだけあるか |
| ⑥ | 申請様式 | 実際に何を書いて何を添付するか |
どこかでアウトなら、そこで読むのをやめていい
読み飛ばすと事故になるのはどこ?
最初の10分チェックリスト
- 対象者要件のページを開き、自社の業種・規模・財務状況が該当するか確認する
- 対象経費の章を開き、やりたいことが「対象」の欄にあるか、但し書きがないか確認する
- スケジュールのページで、公募締切・交付決定時期・事業実施期間・実績報告の締切を確認する
- ①〜③のどこかでアウトなら、ここで読むのをやめて次の制度を探す
- 全部クリアなら、補助率・上限額・審査項目・様式へと読み進める
※ 本記事は公募要領を読む際の一般的な手順を紹介したものです。要件・対象経費・補助率・スケジュールは制度・公募回ごとに異なります。申請の判断は必ず最新の公募要領(原本)でご確認ください。