「補助金の申請、代行してもらうのって違法じゃないんですか?」——ネットで見かけた話に不安になった、という質問をよくいただきます。今回は創業準備中の田中さんとの対話形式で、申請代行の適法性と、専門家との正しい付き合い方を整理します。
補助金申請の代行は違法なんですか
誰に頼めばいいんですか。行政書士・診断士・税理士の違いは
| 専門家 | 得意な領域 | できないこと・注意点 |
|---|---|---|
| 行政書士 | 官公署提出書類の作成代行(独占業務) | 経営戦略や事業計画の「中身」の設計は本業ではない事務所もある |
| 中小企業診断士 | 事業計画・経営戦略の設計、審査目線での磨き込み | 書類の代理提出は行政書士法の制約を受ける場合がある |
| 税理士 | 財務諸表・資金計画・税務上の扱いの確認 | 事業計画のストーリーや加点戦略は専門外のことが多い |
申請の主体は誰なんですか
丸投げ代行にはどんなリスクがありますか
適正な頼み方はどうすればいいですか
代行を頼む前に確認すべきことは
- 資格・専門領域の確認 — 行政書士なのか、診断士なのか、業務範囲はどこまでか
- 料金体系の確認 — 着手金・成功報酬の割合、不採択時の扱いを契約前に書面で
- 「採択率100%」等の誇大表現がないか — 保証はできない性質のものです
- 骨格部分に自分がどう関わるか — 事業計画のヒアリングにどれだけ時間を割いてくれるか
- 実績報告まで伴走してくれるか — 採択後の実績報告・精算まで見てくれる支援者か、申請書提出だけの支援者か
まとめると、代行はどう考えればいいですか
※ 本記事は一般的な解説です。行政書士法上の適法性の判断や個別契約の可否は、行政書士会・弁護士等の専門家にご確認ください。補助金の要件・審査基準は制度・公募回ごとに異なります。