現役の中小企業診断士が運営する補助金情報サイト通る補助金ラボ
無料で提案書
【無料】御社が使える補助金、48時間以内に提案書でお届けします → 受け取る
← 実務コラム一覧
制度の選び方

使える補助金が複数あるとき、「採択容易性×即効性」で優先順位をつける

「大きい補助金から狙う」は正解ではありません。国と自治体の制度を別名目で併用しながら、採択されやすさと入金までの速さで並べるのが実務の考え方です。

「一番大きい補助金」から狙ってはいけない

補助金を探すと、たいてい複数の候補が見つかります。このとき「上限額が一番大きいものから」と考えるのは自然ですが、実務的にはおすすめしません。大型の補助金ほど、

  • 競争率が高く、採択までの期間が長い
  • 要件が厳しく、事務負担が重い
  • 交付決定から入金まで1年以上かかることもある

からです。資金繰りの観点では、額の大きさより「いつ入るか」「どれだけ確実か」が効きます。

2軸で並べる

候補の制度を、次の2軸で並べてみてください。

  • 採択容易性:採択率、要件との適合度、加点の取りやすさ
  • 即効性:公募から入金までの期間

すると、「小さいが確実で速い制度」(小規模事業者持続化補助金や自治体の小粒な制度など)と、「大きいが遅くて不確実な制度」(大型の設備投資系)に分かれます。まず前者で実績と資金を作り、並行して後者を仕込むのが定石です。

国と自治体は「別名目」で併用する

見落とされがちなのが、国の補助金と都道府県・市町村の補助金の併用です。同一経費への重複受給は原則できませんが、名目(対象経費)を分ければ併用できることが多くあります。

例えば、設備本体は国の補助金、販路開拓は県の制度、店舗改装は市の商店街支援——という組み合わせです。自治体の制度は積極的に広報されないものも多く、ここを拾えるかどうかで、トータルの調達額は大きく変わります。

優先順位づけの実務チェックリスト

  1. 候補制度を「採択容易性×即効性」でマッピングする
  2. 経費の重複がないよう、投資項目を制度ごとに割り当てる
  3. 申請スケジュールを締切から逆算して重ね、事務負担のピークをずらす
  4. 「取れたら嬉しい」ではなく「取れなくても事業が成立する」資金計画にしておく

※ 本記事は一般的な情報提供です。併用可否は各制度の公募要領・交付規程で必ずご確認ください。

無料|48時間以内|送るのは提案書1通だけ

御社が使える補助金、提案書にまとめます

作るのは中小企業診断士・池田哲郎本人。お送りするのは提案書1通だけで、その後の営業連絡はしません

補助金提案書を受け取る →

この記事を書いた人

池田哲郎(中小企業診断士・池田計画合同会社)。山梨県を拠点に、補助金申請支援・事業計画づくりを本業とする現役の実務家。プロフィール →

読んでも自社への当てはめに迷ったら

無料相談へ